理事長年頭のごあいさつ

2025年 理事長年頭のごあいさつ
 
 テレビ朝日健康保険組合 理事長 佐々木 克己
(テレビ朝日常務取締役)
                        
 新年あけましておめでとうございます。
 年頭にあたり、ごあいさつを申し上げます。
 
 日頃より健保組合の運営にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。
 
 2024年はテレビ朝日健康保険組合にとって、そしてすべての健康保険組合にとって、節目の年でした。
 テレビ朝日健康保険組合は1974年12月の設立から50年となりました。いつの時代も当健保組合の事業運営に理解を示してくださった加入者の皆様や各加入事業所の協力があっての賜物と改めて感謝申し上げます。
 そして2024年12月は、従来の健康保険証の新規発行廃止とそれに替わるマイナ保険証の導入という健康保険の歴史上、大きな変革がスタートした月でもありました。
 慣れ親しんだ「健康保険証」から「マイナンバーカード」「資格情報のお知らせ」あるいは「資格確認書」への移行で戸惑いを感じる方々も多いと推察しております。
 テレビ朝日健康保険組合としても加入者の皆様に安心して利用して頂けるよう、分かりやすい情報の提供に努めてまいります。

 テレビ朝日健康保険組合の財政状況としては医療費の増加傾向が続く中、それを賄うため2024年度から一般保険料を1%上げて9%にさせていただいております。
 納付金の関係では前期高齢者納付金に1/3報酬割が導入され負担は増加します。報酬割は、標準報酬総額が高い健保組合の負担が多くなり、標準報酬総額が低い健保組合の負担が少なくなるという仕組みになっています。また、高齢者を中心に医療費は年々増加していて、これも納付金の負担増の一因となっています。

  
 このように厳しい状況ではありますが、テレビ朝日健康保険組合は引き続き特定健診や特定保健指導を中心とした保健事業に力を入れてまいります。特定健診で「生活習慣病」のリスクがある人を見つけ出し、特定保健指導で「生活習慣病」になりにくいからだづくりに取り組んでもらうということが、健康を維持し将来的には医療費の削減につなげる有効な手段と考えています。
 
 健保組合のこれらの取り組みにご理解をいただき、皆さまが健康で少しでも快適な1年を過ごされますよう、お祈り申し上げます。

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